北京市順義区の現代自動車第3工場の新設ラインが20日に稼働すれば、中国内3工場の年間生産能力は105万台に増える。 中国政府の最終承認のみを残している西部内陸部の第4工場が建設されれば、年産能力は135万台にアップする。 現代自の海外工場の中でも中国は生産性が高いことで知られ、ベスト3に入る。 労働者は、8時間労働と残業3時間をあわせた計11時間ずつ、昼夜2交代で働いている。 北京現代自のチョ・グンヒ課長は「年2回、全職員を対象に勤務評価を行い、給与に差をつけて支給する。大半の職員が出勤時間30分前には到着し、準備に取り掛かる」と説明した。 北京第3工場の「HPV」(自動車1台を作るのにかかる時間)は16・5時間。年々短縮してきた。現代自韓国工場のHPV平均28・4時間とはかなりの差だ。労働組合の「公会」も会社に協力的だ。北京現代自の王建平公会主席は、「企業が業績を上げれば、社員はさらに良い福利を享受することができる。当社の速い成長に、社員たちは自負心を持っている」と語った。 (2014.1.15 民団新聞) |