日本で韓国料理の普及に努める趙善玉料理研究院の趙善玉院長はこのほど、韓国農水産食品流通公社開催の「韓国食品名人」で、餅名人とキムチ名人をダブル受賞。16日に東京・港区のホテルで「名人受賞祝賀パーティー」が行われた。 「食品名人」は、1994年から、韓国料理の継承・発展に貢献した人を対象に選んでいる。基準は料理本の出版状況、各種イベントの開催、料理の監修や作品性などが総合的に判断される。 趙院長は日本では唯一の受賞者で、韓国でもダブル受賞は初めて。 趙院長は祝賀会のあいさつで「皆さんのおかげでこの場に立てた」とスタッフ、弟子ら関係者に感謝の意を表した後、「韓国の料理研究家になったら」と背中を押した夫の話しも披露。さらに「私はノーというのは嫌い。なんでもイエス。その言葉でどこに行っても成功します。これが始まりだと思って前に進み、頑張っていきたい」と話した。 在日全羅北道道民会の金誠立会長、高麗神社の高麗文康宮司らが祝辞を述べた。 参加者たちは、餅やキムチなどの韓国料理に舌鼓を打った。 (2014.10.22 民団新聞) |