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民団中央本部主催(中央民族教育委員会主管)の「第2回MINDAN文化賞」の授与式が14日、韓国中央会館で、受賞者・家族、民団関係者をはじめ約200人が参加して行われた。
鄭進民団中央本部団長は、「今回は前回を上回る多くの作品が寄せられ在日同胞や日本の方々はもちろんのこと、そのほかの民族の方からも応募があった」と紹介。「このような底辺の広がりは期待した以上の大きな成果」と評価した。権哲賢大使に代わって参席した駐日大使館の金賢中総領事は「今後もさらに発展するよう、積極的に支援していく」と約束した。 写真、詩歌、論文、孝道部門の順で各賞が授与された。写真部門について呉徳洙審査委員(映画監督)、詩歌部門について金一男審査委員(「時調の会」事務局幹事)、論文部門では朴一審査委員(大阪市立大学大学院教授)が、それぞれ講評した。
受賞者らは「天国のアボジ、オンマもともに喜んでいると思う。私も感無量です」(写真部門最優秀賞の姜英子さん)、「トッカビ(NPO法人)のやってきた活動が評価された。評価を励みとして頑張っていきたい」(論文部門優秀賞の鄭栄鎮さん)、「すばらしい賞をいただき大変驚いています。今日、この場にいることに感謝の気持ちで一杯です」(孝道部門駐日大使特別賞の南菜香さん)と、それぞれ喜びや抱負を述べた。
中央民族教育委員会の李愚京委員長(京都国際学園理事長)は「民族のアイデンティティーの継続へ『文化賞』がいつまでも続いていってほしい」と「文化賞」の意義を改めて強調した。会場では「08年度受賞作品集‐語り継ごう『在日』を!」が配られた。
(2008.12.24 民団新聞)
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