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<布帳馬車>本国で印す在日の足跡
 ここはソウル市だというのに懐かしい大阪弁や京都弁、博多弁も聞こえてくる。日本全国各地の方言の飛び交うのが在日韓国人女性たちでつくる「本国会」だ。

 母国修学制度が始まって間もなく韓国の大学に留学し、そのまま現地の韓国人と結婚した人、韓国戦争の混乱のなか、日本に密航してきた韓国人男性と一緒に永住帰国した人など、韓国で暮らすようになった理由は実に様々だ。現在の登録者数こそ100人そこそこだが、この30数年の間に多くの人がこの会に出入りしてきた。

 慣れない生活環境。子育てや地域・学校との関わりなどに悩むなか、1カ月に1回集まっては情報交換を行い、助け合おうとしたのが始まりだ。当初は「在日韓国人女性親睦会」という名称を使っていた。第一言語の日本語で話せるというのは彼女たちにとって格好のストレス解消の場。

 日本で教育を受け、ほぼ成人してからの韓国居住は当初、戸惑いも大きかったに違いない。しかし、彼女たちはめげていなかった。日本語を武器にある女性は、韓国国営ラジオ放送に出演して日本に韓国の事情を伝えた。大学の日本文学教授や眼科医になった人もいる。日本で培ったセンスで韓国レストランを成功させた経営者もいる。

 ある大阪出身者は「韓国で結婚して子どもを育てた私は、親が歩んだのと同じ足跡を韓国で印している」とからりと話す。異国でたくましく生きぬいた1世のDNAはしっかりと受け継がれているようだ。(Y)

(2008.2.20 民団新聞)
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