中国から贈られたトキが順調に繁殖しそうだ。慶尚南道昌寧郡の牛浦沼管理事業所トキ復元センターは、8組のトキのつがいが産卵期を迎え、最大60個の卵を産むと予想している。このうち半数がふ化する可能性があり、年内に30羽ほどが誕生する。現在28羽を飼育中で、倍増する。
同センターは100羽以上に増やし、その一部について野生適応訓練を経て自然に戻す計画だ。野生復帰の時期は2017年をめどにしている。トキは韓国の天然記念物に指定されている。
(2014.3.19 民団新聞)