英国の教育専門誌「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(THE)」が発表したアジア地域(中東を含む)の大学上位100校のランキングで、韓国は堅調なところを見せた。 同ランキングは、教育・学習環境、国際性、研究の質、産学連携による収支、論文の引用頻度など5項目13要素を評価基準とするもので、アジア版は今回が2度目の発表だ。 10位圏に韓国はソウル大(4位)、KAIST(8位)、浦項工科大(10位)の3校。前回と同じくトップだった。ソウル大は前回の8位から躍進し、北京大を上回った。日本は東京大(1位)、京都大(7位)の2校、中国も北京大(5位)、清華大(6位)の2校だった。他にシンガポール国立大(2位)、香港大(3位)、香港科技大(9位)が入った。 上位100には日本が20校入り、引き続きトップを維持したものの、前回より2校減った。中国は3校多い18校で2位。韓国は前回と同じく14校で、台湾が17校から13校にダウンしたことで3位に浮上した。日本は高等教育への投資停滞や国際化への消極性が目立ち、韓国や中国の追い上げで優位を失う危機にあると指摘されている。 (2014.6.25 民団新聞) |