1960年代から半世紀にわたり、ユニークで実験的な創作活動を展開してきた、京都生まれの在日同胞、郭徳俊さん(77)の絵画展が、国立国際美術館(大阪・市北区)で開かれている。 絵画から写真、版画、映像など、創作領域は多岐にわたり、特に1974年から今も続いている「大統領シリーズ」の絵画は、雑誌の表紙を飾った歴代アメリカ大統領の顔と自分の顔を半々ずつつなぎ合わせるという独創性から、代表作として広く知られている。 今回は、1960年代の絵画を中心に23点が展示されている。 11日まで。10〜17時開館(金曜19時まで)。観覧料一般420円(団体210円)、大学生130円(団体70円)。 問い合わせは、同美術館(06・6447・4680)。 (2014.5.7 民団新聞) |