【ソウル】李明博大統領は、民間人を含む4人が死亡した北韓による延坪島無差別砲撃事件から1年となる11月23日、延坪島など西海5島の防衛を担う「西北島嶼防衛司令部」(京畿道華城市)を訪問。延坪島海兵部隊の将兵たちとテレビ電話で対話し、「我々の目的は戦争ではなく、戦争の抑止だ。北韓は我々が弱くなったとき挑発する。我々が強ければ勝手に挑発できない」と強調した。同時に「北韓はまだ公式に謝罪していない。民族和解のためにも北側が公式に(謝罪の)意を表明することを期待している」と語った。 この日、大田市の顕忠院(国立墓地)で、延坪島砲撃事件犠牲者の一周忌追悼式が行われ、金滉植国務総理や遺族、金寛鎮国防長官、海兵隊員など約3000人が参列した。 (2011.12.7 民団新聞) |