ソウル市内の外国語スクールや大学などで「日本語離れ」が進んでいる。昨年3月の東日本大震災と福島原子力発電所の事故が、こうした傾向に拍車をかけた。日本語能力試験(JLPT)を主管する日本国際交流基金によると、JLPTの受験者は09年の約16万9000人から、10年が13万413人、11年が約11万人と減少の一途。高麗大日語日文学科の金采洙教授は「中国が台頭し、日本が停滞する中、日本に対する関心が低下した」と分析。
(2012.2.8 民団新聞)