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<コラム・布帳馬車>ゼノフォビア(外国人憎悪)
 旧約聖書の中に「バベルの塔」という説話がある。いと高き神の座に近づこうとした人々が、先を争って塔をどんどん高くしていったところ、怒った神は、彼らの言葉をお互いに通じないようにしたというものだ。

 「バベル」から転じた言葉が、バーバリアンで、語源は「訳のわからない言葉を話す者」、現在の意味は「野蛮人」だという。

 人間には自分とは異質なもの、未知なるものを遠ざけようとする生理的反応が、大なり小なりあるものなのだろう。問題なのは、無知が高じて恐怖を抱き、ひいては排除につながるという負の心理である。

 ゼノフォビア(外国人憎悪)に縛られ、外国人脅威を振りかざす空気が広まった結果、引き起こされた最悪の事態が、関東大震災の朝鮮人大虐殺であることを、私たちは忘れてはいない。外国人犯罪を過剰に報道すれば、新聞、雑誌が売れるという話もある。民度の低さと一蹴してしまえない事実である。まして、国会議員や都知事などの公職にある者が、そのような品性の持ち主だとすればゆゆしき事態だ。

 昨今の韓流を持ち出すまでもなく、新しい文化を知り、共有することで交流が深まれば、外国人を見る目が曇らなくてすむ。

 幼い頃から異文化体験、異文化交流が進めば、歪んだ歴史観を持ち出し、教育現場を汚す大人たちの愚行を遮断できる。(C)

(2004.10.27 民団新聞)
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