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李大統領国連演説…北が共生選べば支援

途上国の成長積極後押し

 李明博大統領は21日、第66回国連総会で演説し、「北韓の核脅威は韓半島と東北アジア、そして世界平和に対する大きな挑戦だ」とし、「北韓が共生と共栄の道を選ぶならば、韓国は国際社会とともに喜んで支援する」と改めて強調した。

 李大統領は「北韓が国際社会の責任ある一員として世界とともに平和と繁栄を享受することができることを期待する」と述べ、「韓半島がこれ以上分裂と反目の場ではなく、東北アジアと世界の平和を呼び起こす希望の地にならねばならない」と表明した。

 同時に「21世紀の世界は安保も経済も互いに協力して共同繁栄を図っていく世界であり、北韓も今や時代の潮流に合流すべきだ」と呼びかけた。

 また「国際社会は核兵器、生物化学兵器、長距離ミサイルの拡散を遮断するための『非拡散レジーム(体制)』を強化しなければならない」と強調。「昨年の第1回ワシントン会議に続き来年3月ソウルで第2回核安全保障サミットが開催される。我々は核テロ防止のための具体的で内実のある国際協力体制を構築できるように最善の努力をしている」と述べた。

 先進国・開発途上国間開発格差について李大統領は、「これは貧困問題だけでなく国際平和の阻害要因だ」と力説。「先進国は途上国が自身の力量を培養して自ら成長と開発を成し遂げられるように助けるべきだ。このためには途上国の貿易・投資・金融・人的資源開発を支援できる国際的環境を作らなければならない」と主張した。

 さらに「今や韓国は、国際社会から受けた支援を上回るほどの恩返しをしていこうと考えている」と表明し、韓国が貢献できる領域として、国連平和維持活動(PKO)の参加、新興民主主義国家の国家再建支援、開発途上国に提供する政府開発援助(ODA)規模の2倍拡大などを提示。「我々の開発経験を土台に途上国自らが成長できる力量を培養するよう積極的に支援する」と明らかにした。

(2011.9.28 民団新聞)
 

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