大法院1部は13日、国家保安法違反などの疑いで拘束起訴された韓国大学総学生会連合(韓総連)の第10期議長、金ヒョンジュ氏(25)に対する上告審で懲役2年・資格停止2年を言い渡した原審を確定した。これは、98年5月に第5期韓総連を「利敵団体」と宣言した大法院の判例を維持したもの。判決は「第10期韓総連が綱領を穏健な方向に改正したものの、これは南北関係など環境の変化に適応し、やむを得ず執った措置であるか、合法団体として認められ活動の自由を確保しようという意図から執られた措置にすぎず、その性格が根本的に変わったとは認められない」とした。第10期韓総連は去年9月、「連邦制統一案」を「6・15南北共同宣言に立脚した統一案」と替えるなど、北韓寄りの表現のある綱領の中で一部を改正、合法化を試みた。
(2003.5.21 民団新聞)
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