チョ・グンヒョン監督の映画「春」が、5月12日に閉幕した第14回ミラノ映画祭で大賞、主演女優賞、撮影賞の3冠に輝いた。韓国映画では初めての大賞となった。 大賞は監督賞、脚本賞、撮影賞、音楽賞、美術賞、主演女優賞など10部門にノミネートされた映画から観客の投票で決定する。「春」は8部門で候補に入り、最多ノミネート数を記録して話題になった。 同作品は1969年のベトナム戦争を背景に、生涯最後のモデルと出会った天才彫刻家を通し、真の美しさとは、真の愛とは何かを描いた。 映画祭のアンドレア・ガランテ執行委員長は、「本当に愛すべき映画だ。美しい映像と音楽、シナリオ、俳優の演技に至るまで全てが完璧。映画鑑賞後の涙を止められなかった」と絶賛した。 (2014.6.11 民団新聞) |