高麗王朝(10〜14世紀)の都であった開城(北韓)の歴史遺跡が、世界文化遺産に登録される見通しになった。国連教育科学文化機関(ユネスコ)の国際記念物遺跡会議(イコモス)が13日、登録を勧告した。6月にカンボジアのプノンペンで開かれる世界遺産委員会で最終的に決まる。開城歴史遺跡地区は、城壁の5区域、満月台と瞻星台遺跡、開城南大門、高麗成均館、崇陽書院、善竹橋と表忠寺、王建陵と7つの王陵、明陵、恭愍王陵を含む。北韓では高句麗古墳群に次いで2番目の世界遺産。
(2013.5.22 民団新聞)