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明け方の3時ころ、起床時間を知らせる早朝の木鐸の音が山寺の静寂を破り、鐘楼から聞こえてくる小さな鐘の音に引き続き、大きな梵鐘の音が静かに鳴り響く。まだ辺りも暗いこの時間に僧侶は本堂に集まり、早朝の勤行を始める。
一般人は僧侶と生活を共にできることはめったにない。昼間お寺は一般に開放されてはいるが、僧侶たちは寺院の奥深いところで修行に専念しているため、なかなか顔を合わせる機会がない。
しかし、テンプルステイを通じてなら僧侶と共に寺院での生活と礼法を学ぶことができる。
テンプルステイでは僧侶たちが修行の手段として用いる茶道や、音を聴きながらの瞑想、108拝、座禅などを体験する。
茶道では茶をいれる方法や心構え、動作、茶を吟味する方法などを学ぶことができ、ほかにも木鐸や大太鼓の音を聞きながら瞑想したり、僧侶と共に梵鐘撞いたりと、普通の観光では決して味わえない体験ができる。
また、108の煩悩を断つという意味の108拝体験と自分を顧みつつ奥深いところに秘められた本当の自分を発見する修行法である座禅の方法を学ぶプログラムもある。
洛山寺のテンプルステイ以外にも雪獄山国立公園内にある神興寺のテンプルステイプログラムもある。
■問い合わせ=コリア・アイツアー(82-33-645-3033)。
(2002.12.11 民団新聞)
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