| 選挙人登録、土日もOK
土曜日の21日、在外選挙人登録のために京都から大阪総領事館にきた団員たち
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締め切り2月11日 在日同胞にとって初の韓国国政選挙権行使となる第19代国会議員選挙(4月11日実施)のための在外選挙人登録申請締切(2月11日)まで、残すところ17日となった。東京の駐日大使館領事部、大阪をはじめとした各地の総領事館に設けられている在外選挙管理委員会では、1人でも多くの在日同胞が国政への関心をさらに高め、在外選挙人登録や国外不在者申告を行い、祖国の政治発展への思いを込めて投票することを期待し、平日はもとより締切日までの土・日曜日(または日曜日)にも受付を実施することにした。 民団では、各地公館の在外選挙管理委員会窓口の休日運営開始にあわせて、毎週土曜日を在外選挙人登録申請および国外不在者申告集中登録日とし、これまで受付が平日だけで、しかも総領事館が遠方にあるために登録をちゅうちょしていた団員および同胞の積極的参与を呼びかけている。同時に、未登録の各級組織幹部および家族の参加を促している。地域の実情に合わせて、高齢同胞のために交通の便宜を図ることも検討、実施しているところもある。 国民の参政権は、選挙権に限られないが、選挙による政治参加は最も基本的なもの。民団は、選挙参加は「在外国民の権利であり義務である」との立場から積極的に参加することを呼びかけてきた。各地の新年会でも、一人でも多くが、国会議員選挙投票のための選挙人登録をするよう、改めて促している。 韓国の国会議員選挙制度は、「小選挙区比例代表並立制」。地域区は1選挙区から1人の代表を選出する小選挙区制で、比例代表は全国1区で政党を選択する。有権者は地域区では候補者、比例代表では政党に、それぞれ投票する2票制を採用。 在外国民(19歳以上)で、韓国で住民登録または国内居所申告をしていない人は、「在外選挙人登録申請」を行うことで、政党への投票となる比例代表国会議員選挙に投票することができる。 現在、国会議員の定数は299で、地域区245、比例代表54となっている。比例代表部分は、政党に投じられた得票に応じて配分され、政党があらかじめ作成した候補者名簿の上位にあるものから当選となる。 ■□ 各地公館の休日受付案内 ▽大使館領事部=土・日曜日(9時〜17時) ▽札幌総領事館=事前連絡あれば土・日曜日も ▽仙台総領事館=日曜日(13時〜16時) ▽新潟総領事館=28日(土曜日、13時〜17時) ▽横浜総領事館=日曜日(9時〜17時。2月は土・日曜日) ▽名古屋総領事館=日曜日(9時〜17時。2月は土・日曜日) ▽大阪総領事館=土曜日(9時〜17時。今月29日<日曜日>は受付) ▽神戸総領事館=土・日曜日(9時〜17時) ▽広島総領事館=土・日曜日(11時〜16時。今月28日<土曜日>は休み。受付最終日の11日は8時半〜18時) ▽福岡総領事館=事前連絡あれば土・日曜日も (2012.1.25 民団新聞) |