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「難しい問題もわかりやすく」
ニュースをマンガで読むというこれまでになかった発想に基づくサイト「漫画の新聞」がこのほどスタートした。「どのメディアよりも分かりやすく」がモットー。「ニュースを見てもせいぜい芸能だけ」という活字離れの進む20代後半から30代前半までの世代に特に好評だ。「短い時間で難しいニュースを簡単に理解できる」という声も寄せられている。
漫画家50人を使って毎日１〜５本を配信している。内容は政治、経済、国際、社会、芸能、スポーツと幅広い。漫画に置き換えるためにスピードと詳細な事実報道は犠牲になりがちだが、面白さとわかりやすさだけは負けていないという。
編集長は、青年会東京本部発行の情報誌『ジェイル・在日』の編集も担当している在日３世の孫良さん（31）。孫さんは「事実だけでなく、感情やイメージまでも伝えられるのが面白い。温暖化問題など、日本の若者にいま伝えるべきことを伝えていきたい」と話す。スタンスは右にも左にも偏らない「中道路線」。
スタートして１カ月。読者数は約27万人だが、ゆくゆくは100万人をめざしている。数カ月後には韓国語版も配信していく予定。ＵＲＬhttp://newsmanga.com/
（2009.11.18 民団新聞）
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