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韓国被爆者の人生も…戦争を問う映画「美しいひと」公開

 東志津監督の長編ドキュメンタリー映画「美しいひと」が31日から、新宿K s’ cinema(東京)でモーニングロードショー(連日10時半から上映)される。

 東監督が日本人被爆者のみならず、韓国人、元連合国軍捕虜の被爆者にも取材を行い、生き延びた人たちの「その後の人生」を追った作品。

 1945年8月、広島と長崎に原子爆弾が投下された。犠牲になったのは日本人ばかりではなく、植民地時代に生活の糧を求めて当地に来たり、徴用された4万人もの韓国人がいた。また、長崎市の爆心地付近には、捕らえられた連合国軍兵士の捕虜収容所があり、イギリス、オランダ、オーストラリアなどの捕虜195人が被爆、うち7人が亡くなった。

 韓国は、唯一の被爆者養護施設「陜川原爆被害者福祉会館」(慶尚南道陜川郡)を舞台に、広島で被爆した韓国人たちの現在の姿と、犠牲になった4万人の存在を描き出す。

 「生き延びた人たち」の存在、そして、「生きていてほしかった人たち」の不在を通して、戦争とは何か、人間とは何かという普遍のテーマに迫る。

 公式サイト http://utsukushiihito.jimdo.com/

(2014.5.14 民団新聞)
 

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