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受験資格緩和8月に 文科省政務官が見解(03.7.16) |
東大シンポで
文部科学省の池坊保子政務官は3日、民族学校出身者の国立大学入学資格問題に言及し、「8月にかけて認められると思う」と明らかにした。
「東京大学平和学研究会」が駒場キャンパスで開いたシンポジウムに出席した池坊政務官によれば、文科省は国立大学の独立行政法人化法案を国会で成立させることを優先、入学資格緩和の問題はそれからの課題との立場をとってきたという。
池坊政務官は来年の受験を控えた高校3年生の立場を勘案、時間的に8月を事実上のリミットと考えたようだ。この日のシンポジウムのテーマは「多文化共生社会を目指して」。池坊政務官と徐龍達桃山学院大学名誉教授がパネリストとして招かれ、民族学校出身者の受験資格問題と永住外国人の地方参政権問題について語った。
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来年の受験想定…文科省も正式表明
遠山敦子文科相は9日、民族学校卒業生への大学受験資格緩和方針の決定時期について「来年の受験生にとって不都合がないよう時期を考えながらやっていく」との考えを明らかにした。衆議院文部科学委員会で公明党の赤羽一嘉議員の質問に答えた。
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方針提示早急に…神奈川県が意見書
【神奈川】神奈川県議会は11日、文部科学省が外国人学校へ大学入学資格を付与するため、具体的な方針を早急に示すよう求める意見書を可決。首相、総務相、文部科学相に提出した。
(2003.7.16 民団新聞)
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