労組幹部のシンボルである「赤いベスト」の着用は身分誇示の時代に逆行するものなので廃止してほしい−−現代自動車労組傘下の政策開発研究委員会が、世論調査専門会社の蔚山リサーチに依頼し、労組員812人を対象に行ったアンケートでわかったもの。調査によると、73・6%が着用中止を求めている。
赤いベストは当初、労働運動闘士の象徴であったが、労組が権力化するにつれ、会社からも優遇される「身分の象徴」に変質した。
現代自労組は、調査結果に基づいて討論会を開くなど意見を聴取し、赤いベストを廃止する意向だ。
(2005.06.29 民団新聞)
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