朝鮮時代の宮殿である景福宮の正殿であり、韓国最大の重層建築でもある勤政殿が約4年にわたる大々的な修復工事を終え、一般に公開された。
朝鮮時代に臣下が王に新年の挨拶をしたり、外国からの使臣を迎えたりする国家レベルの儀式が執り行なわれたりした建物で、王権の象徴とも言える勤政殿は1394年に建てられた。
現在の建物は壬辰倭乱(文禄・慶長の役/1592〜1598)で焼失したものを1867年に再建し、その後130年ぶりに修復工事を経て、ようやくその華麗な姿をあらわしたものである。
景福宮は火曜日を除く毎日午前9時から午後6時(冬期は午後5時)まで開放され、観覧料は大人1000ウォン。
■問合せ=景福宮案内所(電話82-2-723-4283)
(2004.1.14 民団新聞)
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