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「半神」15年ぶり再演…韓日の芸術劇場が共同制作

 東京芸術劇場(豊島区西池袋)と明洞芸術劇場(ソウル)は、韓日国際共同制作事業として、東京芸術劇場芸術監督で演出を手がけた、野田秀樹さんの作品「半神」(韓国語上演、日本語イヤホンガイド付)を24日から31日まで、東京芸術劇場プレイハウスで上演する。

 少女漫画家、萩尾望都さんの短編漫画『半神』をもとに、野田さんが萩尾さんと共同で戯曲化し、高い評価と人気を得た野田さんの劇団夢の遊眠社時代の代表作の一つ。

 一つの心臓を共有するシャム双生児の姉妹をめぐるこの作品は、1986年の初演以来、再演を重ねた。90年夏にはエディンバラ国際演劇祭にも参加した。

 15年ぶりの再演となる今回は、400人を超す応募者の中からオーディションで選ばれたオール韓国人キャストで上演。双子の姉シュラを演じるのは新国立劇場「焼肉ドラゴン」で三女役を演じたチュ・イニョン、韓国で権威ある「東亜演劇賞」の受賞経験のあるソ・ジュヒら。

 ソウル公演は明洞芸術劇場で、9月20日〜10月5日まで、全16回行われた。

 チケットS席5000円、A席4000円ほか。購入は東京芸術劇場ボックスオフィス(0570010・296)月曜の休館日を除く10〜19時。上演時間などの詳細は東京芸術劇場チケット情報(http://www.geigeki.jp/performance/theater063/)。

(2014.10.8 民団新聞)
 

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