【ソウル】第16期民主平和統一諮問会議(民主平統)の全体会議が8月28日、ソウルオリンピック公園体操競技場で開かれ、議長の朴槿恵大統領をはじめ玄敬大首席副議長、柳吉在統一部長官、在日同胞ら国内外諮問委員など1万2000人が参加した。 朴大統領は大会辞で、「私たちが追求する統一は韓民族の構成員が人間の尊厳性を守り、自由と権利を享有し、経済的豊かさと民族文化の隆盛をともに享受することができる平和な統一でなければならない」と強調した。 さらに、「北韓が核を放棄しない限り、真の平和も、民族の統一も遠ざかるほかない。北韓は一日も早く核兵器を捨てて私たちとともに信頼の手を取り合わなければならない。そうしてこそ南と北がともに発展して8000万民族が幸せな新しい共生の時代を開くことができる」と述べ、「平統諮問委員が統一の車輪を動かすのに大きな力になる」と呼びかけた。 会議では、「平和統一基盤構築」に向けた実践課題として、1,諮問・建議機能の実質化2,統一共感の拡大3,国民大統合の活動強化4,国際社会の支持拡大などを決議した。 (2013.9.11 民団新聞) |