米国海兵隊遺産財団(MCHF)は18日、バージニア州トライアングルの記念公園で、韓国戦争に参戦した英雄馬「レクリス」(無謀の意)の銅像除幕式を行った。参戦勇士らが出席した。 この馬は競技用で、ソウル・新設洞の競馬場を駆けていた。戦争が勃発するや米海兵隊に売られ、弾薬や砲弾を運んだ。1953年の米海兵第1師団と中国人民解放軍第120師団との「ネバダ前哨戦戦闘」(京畿道漣川)では、51回も山を往復しながら海兵隊員とともに死線を越える活躍をしたため、「英雄」扱いされた。 休戦協定締結後、米国に渡って5つの勲章を与えられ、59年には馬として米軍史上初の下士官「レクリス軍曹」の栄誉を得た。 (2013.7.31 民団新聞) |