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「東京コリアン・アカデミー」が10年
東京コリアン・アカデミーで学習する人たち
 民団が1993年に開設した講座制民族大学の一部を引き継ぎ、98年から民団東京本部が運営する東京韓国学校教室(新宿区・東京韓国学校)と、東部地域教室(荒川区・荒川区生涯学習センター)の「東京コリアン・アカデミー」韓国語講座。これまで東京韓国学校教室で約1400人、東部地域教室で約1200人が受講した。韓国語を仕事に生かしたいと、熱心に学習を続ける日本人受講生たちが目立つ。

民団の役割 PRも担って

 週2回、東京韓国学校教室と東部地域教室で開かれる韓国語講座には、幅広い年齢、職業の人たちが熱心に学んでいる。受講者の年齢は10代から70代まで。30代から50代までが上位を占める。

 受講目的は、両校でその色合いが少し異なってくる。民団東京本部の李善旭文教部長は、「新宿校は、サラリーマンや仕事をしている方が多く、職場で活用する方が多い」と話す。一方で、荒川校は韓流ドラマを字幕なしでみたい、趣味として習いたいと通ってくる受講生が多いという。留学のために学習に励む若い受講生もいる。

 韓流ブーム直後は受講者も増加傾向にあったが、このブームを前後して韓国語を教える塾なども増えたことから、今は安定していると話す。

 同アカデミーの運営を担当して今年で2年目になる李部長は、「この間、受講生が増加し、また、アカデミーを通じ民団が行っている事業などを日本の方に理解していただいている」ことに手応えを感じている。

 当初は在日同胞のための民族教育の一環として始まったが、韓国語の普及と、日本人に民団の役割を認識してもらう事業として、その役割は広がりをみせている。

(2008.10.22 民団新聞)
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