【ソウル】天野之弥国際原子力機関(IAEA)事務局長は4日、ウィーンで開かれたIAEAの定例理事会で、北韓の第3回核実験について「国連安全保障理事会の決議に対する明白な違反で、国際社会の深刻な懸念を招いている」と改めて深い遺憾を表明した。 また、北韓に対して核不拡散条約(NPT)とIAEA体制への速やかな復帰を呼びかけるとともに、国連安保理とIAEAの関連決議を全面的に順守するよう促した。 さらに北韓核問題を協議する各国が政治的合意に至れば、IAEAは北韓の核施設に対する検証の再開へ万全の準備を行い、北韓核問題の平和的解決に資する準備ができていると強調した。 (2013.3.6 民団新聞) |