朴槿恵大統領と中国の李克強首相は10月31日に青瓦台で行われた会談で、北韓核問題や韓半島統一などをめぐり両国が「戦略的疎通」を強化することで一致した。 両首脳は、中国共産党序列第5位の劉雲山政治局常務委員が、北韓の朝鮮労働党創建70年の記念行事出席のため平壌を訪問して以降の韓半島情勢について率直に意見交換した。李首相は劉常務委員の訪朝の結果について説明したという。 経済・通商分野では、韓中自由貿易協定(FTA)の早期発効や韓中日FTAと東アジア地域包括的経済連携(RCEP)の交渉加速化に向け努力することなどで一致した。 李首相は、朴大統領の招請で31日から11月2日まで訪韓。李首相の訪韓は2013年3月の就任以来、今回が初めて。 (2015.11.4 民団新聞) |