第64回光陽展で在日2世の画家、金愛子さん(京都・左京区)の作品「夕景」が、会員奨励賞を受賞した。9日、東京・上野の会場で授賞式が行われた。
同賞受賞は今回で10回目。第49回展では、同展最高の光陽会賞を史上最年少の45歳で受賞した。
金さんは「自然の恩恵に感謝しながら、美に近づきたいという気持ちをずっと持ち続けながら描いてきた。今回の受賞は光栄です」と感想を述べた。
第64回光陽展は、広島準本展(5月24日〜29日)/広島県立美術館(082・221・6246)、京都準本展(7月5日〜10日)/京都市美術館(075・771・4334)を巡回する。
金愛子ホームページ(http://kimaeja.jimdo.com/)。現在、京都民団左京支部で絵画教室を開催している。
(2016.4.20 民団新聞) |
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