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黄金浄土の霊峰 前田憲二(映画監督)
 9月23日から27日まで、韓国慶州で「世界文化EXPO組織委主催・国際学術会議」があり、12カ国から30名の学者や、文化関係者らが参加した。

 主管はユネスコ韓国委員会。日本からは中央大学教授のモジュタバ・サドリア氏と、神奈川大学教授の佐野賢治氏の3名。

 国際フォーラムの主テーマは「文化の多様性と共同価値について」。会場は現代ホテル。4日間ぶっ通しの白熱した議論が続いた。

 その席で、特に印象的だったのは、韓国の学者らが自国語を忘れたかのように流暢な英語で捲し立てたことだ。

 その語学力にはあっけに取られ、己の教養のなさを恥じたのだが、パーティーや昼食、コーヒータイムでも一切ハングルは使用されなかった。

 もちろん、韓・米・日の同時通訳があるのだが、立て板に水の世界で、英語の洪水にびったり浸ったのだった。

 韓国では、エリートの子女たちは、大学だけでなく、高校や中学でさえ、アメリカの有名校を目指すらしい。

 そんな会議の席で、私は、ゆっくり訥訥(とつとつ)と語った。

 「1986年8月、猛暑のなか慶州をロケし、南山の頂上にある石仏群を撮影するため登頂に挑戦。スタッフは7、8名だったが、途中、私はばてて脱水症状となり死を覚悟した。だが頂上にくると、湧き水がこんこんと溢れ、その湧き水のお陰で、助けられ今日まで生きてきた。私は慶州にそのことを感謝している」と、述べたのだが、それ以後、韓国の先生方がにわかに私に手をさし伸ばし、ハングルで語ってくれたのだった。

(2003.10.29 民団新聞)
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