韓国国防部は「女性の社会進出拡大政策」に沿って、現在の軍幹部(将校、下士官)の女性比率2.3%を2020年までに5%に引き上げる計画を進めている。しかし、以前は「妊娠したら除隊」という韓国軍の内部規定が女性進出の壁になっていた。それが廃止された1988年を境に結婚する女性の職業軍人が増え、幹部にも登用されるようになった。93年に前線部隊新兵教育隊の小隊長に女性将校が誕生したのをはじめ、95年に歩兵中隊長、97年に陸軍訓練所の連隊長が登場した。同年に空軍士官学校、98年に陸軍士官学校、99年に海軍士官学校がそれぞれ女性に門戸を開いた。
(2007.4.4 民団新聞)
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