日本で韓国ドラマ「冬のソナタ」にはじまる韓流ブームから10周年を迎え、さまざまな記念行事が本格化する。 TBS、ポニーキャニオン、配給会社のエスピーオー、共同通信など日本企業7社を発起人とする10周年実行委員会が年初に発足した。韓国コンテンツ振興院によると、ソウルの同院でこのほどシンポジウムが開かれ、実行委は韓流活性化に向けた各種事業を発表した。 6月中旬ごろから3カ月間、日本の韓流ファンによる投票を実施し、韓国ドラマの作品賞ベスト5、男女俳優賞ベスト3を選んで年内に発表し、授賞式を行う予定だ。 またTBSやケーブル番組を通じて、人気韓国ドラマの再放送や韓流関連本の出版なども推進するという。今後、放送局や広告代理店などとも手を組んで、最終的には100社以上を事業に参画させることを目標にしている。 同院のソウル事務所長は「韓流は民間による大切な文化交流。韓流の道が途切れないよう強い信頼を築こう」と呼びかけた。だが、最近は大ヒット作が出ていないとし、市場拡大には若者にアピールできる作品が必要だと指摘した。 (2013.5.29 民団新聞) |