「もう一度オンラインゲームをしたいならば、ボランティア活動を行うべきだ」。オンラインゲーム会社「ウィンディソフト」は、ゲームの最中に悪口を浴びせたり、規則に違反したりしたユーザーに対してアクセスを「永久遮断」し、このような規定を設けている。 アクセスを遮断されたユーザーに対する一度だけの救済策として、公共機関でのボランティア活動に15時間以上従事すれば、制裁措置を解除する。ただし、他人に物的な被害を与えた場合、この救済策は適用されない。 同社のオンラインゲーム「ゲットアンプド」のユーザー1000万人のうち、未成年者は8割を占めると推定されている。同社の意図は、単に罰するだけでなく、ボランティア活動に従事する機会を与えるところにある。同制度が10年から実施されて以来、処分を解除されたユーザーは100人を数えるが、再びアクセスをブロックされた「再犯者」はわずか1人にすぎない。 ボランティア活動証明書には、「1人暮らしの高齢者の入浴の手伝い」とか「地下鉄駅構内の案内係」といった内容が記されていればよい。 (2013.5.22 民団新聞) |