石川県が100%達成 地方参政権意見書採択(03.9.24) |
辰口町可決で…全国で4番目
【石川】石川県能美郡辰口町が18日の議会最終日で、民団石川県本部(金次郎団長)が提出していた「永住外国人の地方参政権に関する意見書」を賛成多数で可決したため、県内での意見書採択率は100%に達した。全国では神奈川県、大阪府、奈良県についで4番目になる。
同県の自治体数は全部で42。県から始まって市町村レベルまで41自治体については比較的スムースに意見書採択が進んだが、辰口町に限ってはほぼ2年がかりだった。民団石川県本部と石川県日韓親善協会(稲村健男会長)による地道でねばり強い議員への働きかけが功を奏した。この日の議会を傍聴していた金団長は「総連の抵抗があって遅れたが、100%達成は意義がある。3、4世が住みやすい環境作りに向けてこれからも努力したい」と述べた。
(2003.9.24 民団新聞)
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