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歪曲するな心の教育 藤原史朗(「全外教」代表)
 8月23日から2日間、「全外教」第24回在日外国人教育研究集会が大阪和泉市で開かれる。94年からこの団体の代表を担ってきたが、今大会で私の任務は終わる。大会あいさつ文用意のために7分科会27本のレポートを読んだ。

 すべて苦闘の実践。日毎にすさんでゆく社会。97年の神戸以来、3年置きに中・高生徒による殺人事件が起きる現実。人権を育む教育は益々困難になる。この種の事件が起きる度に「心の教育」が強調されるが、「心」が教育の中心・根本にならず、1年も経てば心とかゆとりの教育は学力低下の原因と槍玉にあげられ、また学習指導要領改定へ。恐ろしいのは「心」を日本を愛する心に歪曲し、その度合いを成績評価するやり方。在日コリアン保護者「ウリサフェの会」の抗議で明るみになったが、福岡だけのことか?(福岡)

 「共生」への志向。在日コリアンの子らは、日本人との関係性で「民族の誇りをもって生きる」から「人としてありのままに生きる」を、新渡日の子らとの出会いを通してより考えるようになったという(大阪八尾)。 新渡日の外国人が置かれている状況は厳しい。「親が職場から、生徒が学校から消える」現実に実践者たち(教員にかぎらず)は驚愕し、声をあげる(大阪)。学校内では見えなかった歴史の波濤、国境。司法権力が審問する在留資格、強制退去。日本に蹂躍された中国人が日本の多くの子らの命を助けた歴史など思慮にも入れず、日本人の血統の有無で在留を裁定する。すべて法に拠るなら国際人権規約・子供人権条約の適用を認めよ。精一杯の裁判闘争が続く(熊本)。

 今年も大会は熱い。

(2003.8.20 民団新聞)
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