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韓半島平和へ寄与を 民団中央・東京合同新年会(03.01.15)
10日に韓国中央会館で開かれた民団中央・東京本部合同新年会
「参政権」獲得に尽力…運動継続を再確認

 民団中央本部と東京本部合同の2003年度新年会が10日、韓国中央会館で開かれ、東京都内をはじめ関東一円の幹部や日本の国会議員など500余人が新年の幕開けをともに祝うとともに、地方参政権の早期立法化に一丸となって運動を継続することを再確認した。新年会に先立ち開かれた中央執行委員会では、3月26日に第56回定期中央委員会、同27日に第47回定期中央大会を開くことを決定した。

 東京本部の許孟道団長の開会辞に続き、中央本部の金宰淑団長が新年辞を述べた。金団長はまず「昨年は一体化した国民の底力でワールドカップサッカー大会(W杯)を成功裏に終え、韓国人としての矜持を再確認した」とふり返った。

 韓半島情勢については、「周辺地域に緊張緩和をもたらすためにも、頓挫している日本との国交正常化交渉が軌道に乗るよう見守りたい」と語り、「盧武鉉次期大統領が毅然とした姿勢で北韓の核開発を阻止し、韓半島の平和定着と安全を確保しながら南北間の真の和解と協力を進展させるよう切に願う」と期待を込めた。また、焦眉の課題である地方参政権獲得問題と民族金融機関の健全な発展を図る問題については、一致団結した同胞の力で全力を尽くすと決意を新たにした。

 金大中大統領は新年辞(趙世衡・駐日韓国大使代読)で、「北韓の核開発問題の解決と民生安定のために新政権を支援し、次代に一流国家を引き継ぐ出帆の年だ」と述べた。

 来賓挨拶では公明党の冬柴鐵三幹事長、民主党の菅直人代表、保守新党の松浪健四郎党国会対策副委員長・外務大臣政務官、自由党の東祥三議員、社民党の保坂展人議員らが、それぞれ「地方参政権はすでに日本世論の支持を得た問題、このまま停滞させてはならない」「韓半島の安定は日本にも直結する。北の核開発阻止を」などと強調した。このほか、扇千景国土交通省大臣や自民党の相沢英之元大臣らも駆けつけた。

 中央本部の辛容祥常任顧問による乾杯の後、宴会が始まり、舞台ではW杯の韓国代表チームの快進撃がVTRで上映され、会場は大いに盛り上がりを見せた。

 各地での新年会を区切りに、03年の民団運動が始動した。

(2003.01.15 民団新聞)
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