優秀な製品を生産しても販路に行き詰まって挫折する中小企業が多い中、公営のＴＶホームショッピング「アイムショッピング」が14日、開局した。中小企業流通センターが50％、農協経済持ち株が45％出資した。

　販売手数料を低く抑え、中小企業と農水産業者に参加の機会を公正に提供する。起業の活性化と世界進出に向けた足場作り、また農水産業の多角化を進め、6次産業化に寄与するものと見込まれる。

　ソウル上岩洞のデジタルキューブで持たれた開局式には朴槿恵大統領も参席。「昨年、政府が中小企業の製品と農水産品の販路拡大を支援するために計画。革新的な中小企業と農漁業者の夢を実現する道になってほしい」と期待を込めた。

　「アイムショッピング」は中小企業の製品や農水産物の販売専用チャンネルで、全国の創造経済イノベーションセンターで発掘した革新的な製品を優先的に紹介し、販路拡大を支援する。

（2015.7.29　民団新聞）