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先月26日、ユネスコ（国連教育科学文化機関）はスペイン・セビリアで開かれた第33回世界遺産委員会で、朝鮮王陵40基を世界文化遺産に決定した。これで韓国の文化遺産は８件、自然遺産は１件となった。
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文化遺産
◇朝鮮朝時代の宗廟（95年登録）。李成桂が漢陽（現在のソウル）に遷都した1394年に着工し、翌年完成。朝鮮朝時代の歴代の王と王妃の霊牌が奉られた。
◇石窟庵と仏国寺（95年登録）。仏国寺は慶州市の吐含山の麓にある新羅時代の寺院。新羅法興王代（514〜540年）に創建された。石窟庵は吐含山の東側にある。新羅景徳王10年（751年）に宰相の金大城によって建立されたと伝えられている。
◇海印寺蔵経板殿（95年登録）。慶尚南道陜川郡伽 面にあり、802年僧の順応と理貞によって創建された韓国３大寺刹の一つ。仏教の経・律・論の三蔵を集大成した８万枚におよぶ大蔵経板が保存されている。
◇昌徳宮（97年登録）。朝鮮朝初期の1405年、景福宮の離宮として建造。壬辰倭乱で焼失したが、1609年に再建された。
◇水原の華城（97年登録）。京畿道水原にある朝鮮朝時代後期の代表的な城塞。1794年から２年を超える歳月をかけて完工。城壁の長さは５�銑辰鯆兇┐襦�
◇慶州歴史地域（00年登録）。新羅の歴史と文化が一目で把握できる総合歴史地区。遺跡の性格により、５つの地区に分けられる
◇高敞、和順、江華の支石墓群（00年登録）。全羅北道、全羅南道、仁川広域市に残されている巨石墓跡。紀元前2000〜3000年頃のもの。先史時代の葬祭儀式などの技術や社会発展の様子が分かる。
◇朝鮮王陵40基（09年登録）。朝鮮王陵は朝鮮朝時代の歴代国王27人とその妃、また死後に王や王妃の称号を追尊された人物の墓陵を網羅している。
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自然遺産
◇済州火山島と溶岩洞窟（07年登録）。世界遺産の対象は、漢拏山自然保護区、城山日出峰、拒文岳溶岩洞窟群の３地区からなる。
（2009.7.15 民団新聞）
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