| 十分に自慢してもかまわない
瞬間、さっと横によける | 自分の能力や価値を低く評価することだけが謙遜ではありません。真の謙遜とは、実力を備えていても、それを前面に出さないことです。韓国のことわざにも「稲は熟すほどに頭を下げる」というのがあります。
十分に自慢してかまわない瞬間でも素早く横によけて、その功を他人にゆずるという美しい姿をこの頃、見つけるのが難しくなってきました。熟している稲を見て、私の心にそんな余裕があるかどうか、確かめています。
文責=ギャラリーkyo
作家・許旭
(2009.9.16 民団新聞)
|
|