韓国の人工衛星「羅老(ナロ)号」(KSLV―1)の打ち上げが1月30日に成功したのを受け、韓国は自前のロケットで2020年までに月面探査に乗り出す計画だ。 韓国航空宇宙研究院などによると、韓国のロケット技術の水準は先進国の84%ほどで、研究開発(R&D)への投資や人員を拡大することで、現在の開発目標時期である2021年より数年繰り上げて韓国型ロケットを開発できると見込んでいる。 朴槿惠次期大統領は「待ちに待った宇宙強国入りに向け、第一歩を踏み出した。2度の失敗にめげず、あきらめなかった科学技術者たちの努力に感謝する」と称えた。 これまで打ち上げられた衛星のうち、アリラン2・3号、千里眼、無窮花3・5・6号は現在も運行中。 映像レーダーを搭載した「アリラン5号」打ち上げを控えているほか、「アリラン3A号」や「科学技術衛星3号」などの開発も推進中だ。 (2013.2.13 民団新聞) |