韓日中の観光相は5月29日、江原道の平昌で第6回会合を開き、飲食・歴史・文化遺産などで共通点を持つ3カ国の観光地を結ぶ「観光ゴールデンルート10選」を開発する共同声明を発表した。出席したのは、文化体育観光部の鄭炳国長官、日本の大畠章宏国土交通相、中国の邵キ偉国家観光局長。来年日本で開催される観光相会合で観光ルート案を発表する。 関連機関が域外市場を対象に共同で広報活動を進めるとともに、韓日中3カ国語や英語など複数言語の観光案内を表記する。 3カ国観光交流の活性化に向け、「韓日中青少年教育観光フォーラム」の枠内で、青少年観光交流計画を策定する。 また、自然災害やテロ、疾病など危機的状況の発生時に影響を最小限にするため共助体系を強化し、これに向けた特別プロモーションや危機管理マニュアルも共同で開発する。 域内観光交流の活性化に向けた長期ビジョン「ツーリズムビジョン2020」を、2014年末までに策定する。 (2011.6.8 民団新聞) |