【ソウル】統一部の厳鍾植次官は「秋夕」の22日、京畿道坡州市の臨津閣望拝壇で北韓地域を故郷とする人びとの団体「統一敬慕会」が主催した「在以北父祖合同敬慕大会」に参席、激励辞を通じて「離散家族問題は南北間人道的問題の最優先解決課題である」と述べ、「離散家族問題は政治的状況と連動させることなく、人道主義精神に立脚して解決されなければならない」と強調した。
厳次官は「離散家族問題が南北関係の浮沈によって一方的に中断されたり遅延されてはならない」とあらためて表明し、「全面的生死確認と離散家族故郷訪問、離散家族対面の定例化は、単なる政治的言辞ではなく実践的課題だ。離散家族問題は統一のための民族共同体の復元と発展のために必ず解決しなければならない課題だ」と指摘した。
(2010.9.29 民団新聞)
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