【ソウル】金星煥外交通商部長官は25日、インドネシア・バリ島南北非核化会談開催により南北関係が変化する可能性について「南北関係の急激な進展をすぐには期待できない」と説明した。YTNラジオ番組に出演した金長官は、南北関係について「天安艦爆沈と延坪島挑発に対しては北韓の責任ある措置が必要だという政府の立場には変わりがない」と強調した。 金長官は、23日の東南アジア諸国連合地域フォーラム(ARF)終了後の記者会見で「非核化会談は南北が主導すべきだ」との考えを示した。金長官は同日の朴宜春北韓外相との非公式接触でもこうした意見を伝えた。両外相は22日にバリで行われた6者会談南北首席代表会談についても意見を交換した。 (2011.7.27 民団新聞) |