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3・1節85周年 各地民団で記念式(04.3.3) |
北韓の核開発阻止など決議
日本の植民地下、全土で祖国独立を求める民衆が立ち上がった「3・1独立運動」の85周年を記念する式典が1日、東京・南麻布の韓国中央会館での中央記念式をはじめ各地方の民団で開催された。
各地の式典では、北韓の核開発阻止地方参政権早期獲得に全力民族金融機関の支援歴史歪曲する妄言と教科書を阻止―などを満場一致で決議した。
韓国中央会館で行われた中央式典には、都内の民団幹部はじめ傘下団体役職員ら200余人が参席した。式典の冒頭、祖国独立のために闘い犠牲になった先烈らの冥福を祈り、改めて独立運動の意義を確認した。
民団東京本部の許孟道団長は、昨年の石原都知事の妄言と歴史歪曲教科書を厳しく批判しながら、「一人ひとりが民族史を守っていこう」と訴えた。
また趙世衡駐日大使も、日帝の植民地支配と関連し、歴史を正しく位置づけていくという盧武鉉大統領の「3・1節記念辞」を代読した。一方、民団中央本部の金宰淑団長は、北韓の核開発阻止、一部日本人士の歴史歪曲発言などに触れたあと、力を合わせて地方参政権の早期の立法化を求めようと訴えた。
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大阪は550人参加
【大阪】民団大阪府本部(金昌植団長)でも1日、3・1節記念式が行われ、金団長はじめ兪炳宇駐大阪総領事、金基周民団中央本部副団長、余玉善婦人会中央本部副会長ほか同本部常任顧問や傘下団体、各支部団員、建国、金剛学校両学生ら合わせて550余人が参加した。
金団長は「在日社会全体の団結と協調を図り、21世紀に適応できる民団へと前進しよう」と呼びかけた。
北韓の核開発阻止、地方参政権の早期獲得、民族金融機関への積極的支援などの決議文が満場一致で採択された。
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広島でも開催
【広島】民団広島県本部(朴昭勝団長)の3・1節記念式は1日、同本部で金賢中駐広島領事はじめ民団本部、支部の幹部ら80余人が参加して開かれた。
式典では北韓の核開発阻止などの決議文が採択された。また、奨学会の朴義鍾理事長から奨学金が授与された。
(2004.3.3 民団新聞)
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