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<コラム・布帳馬車>「伝統」の深さと重さ
 至宝の名華「李梅芳と池成子の世界」と題する公演が3、4の両日、都内の会場で開かれた。

 李さんは、韓国舞踊家の中で唯一、サルプリ舞と僧舞の2つで人間文化財の指定を受けている舞踊家でもある。韓国舞踊が社会的地位を確立していなかった時代、幼少のころから妓生たちに交じって舞踊を学んだという。

 初舞台を踏んでから今年で74年。毎回、「これが最後の舞台」だと自らの気持ちを高め、生命を込めて踊ってきたと話された。その言葉通り、円熟をました華麗な舞いの中にも、他の踊りを寄せつかせぬほどの気迫と緊張感が観客にも伝わってきた。

 そして、李さんと12年ぶりに共演したのがカヤグム奏者の池さんだ。当時、韓国でカヤグム散調の華といわれた成錦鳶さんを母に持つ。古典音楽を守っていくことの大切さを真摯に受け止めている方でもあり、その姿勢には感銘すらおぼえる。

 舞台上の池さんもカヤグムの演奏と歌声を通してその風格を私たちに示してくれた。公演終了後、池さんは「お互いに芸を通して学ぶことができた」と語った。

 2人は韓国伝統舞踊、国楽界では第一人者の1人だが、自らに厳しさを課しながら伝統を継承しているという共通点を持つ。

 小手先の技術だけではなく、揺るがぬ「信念」の意味を理解する時、「伝統」の持つ奥深さと心に触れる第一歩となる。(U)

(2002.11.20 民団新聞)
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