ユネスコは世界文化遺産条約宣言40周年を記念し、世界遺産の重要精神である「持続可能な発展」をよく具現した「最高のモデル遺産」に、韓国の世界遺産「河回(安東市)・良洞村(慶州市)」などを選んだ。 1972年に宣言した「世界遺産及び支援遺産保護条約」が昨年40周年を迎えたのを機に、世界160カ国余・981件の世界遺産からモデル事例26件を選定し、『世界遺産、人類のための恩恵』を発行(韓国語版は7日)した。河回・良洞村はその中の1件。 ユネスコのイリナ・ボコヴァ事務局長は、「世界遺産の保存・開発というニーズを満たすため、人間と遺産がどのように調和すべきかをよく示す事例だ」と称えた。 ユネスコ韓国委員会の閔東石事務総長は、「河回と良洞は、政府や地域と住民の協力のもと、無形的価値まで統合的に伝承したモデル事例」と評価した。 (2013.11.27 民団新聞) |