大韓商工会議所(孫京植会長)は18日、ソウル市内のホテルで中国・吉林省との「経済貿易交流会」を開き、個別投資プロジェクトを推進する内容の協約を締結した。協力分野は農業、建設、エネルギー、流通、観光などで、投資金額は3兆9000億ウォンを見込んでいる。 韓国側から現代自動車やロッテ、CJ、広東製薬など48企業、中国側から次世代の指導者と目される孫政才省委員会書記ら吉林省の官僚・経済人ら計300人ほどが出席した。 韓国側代表の孫会長は、「吉林省は中国の代表的な重工業中心地。この3年間の経済成長率が年平均13%を超すなど、発展し続けている。優秀な人的資源をベースに自動車、石油化学産業の育成に力を入れているため、韓国企業との協力可能性がとても高い」と期待を込めた。 吉林省の孫書記は「今年は両国の国交正常化20周年の節目。これを契機に両国間の経済協力がさらに進展すると予想される」と述べ、韓国企業の積極的な投資を求めた。 (2012.6.27 民団新聞) |