湯河原町・忠州市と人事協定 職員交流は10月から(04.8.18) |
【神奈川】韓国忠州市と神奈川県湯河原町の職員人事交流協定が3日、湯河原町役場で開かれ、韓哲煥副市長と米岡幸男町長が協定書に調印した。調印後には役場前の庭で記念植樹も行った。忠州市からは一行22人が町内施設の視察などに訪れた。
両自治体は温泉が取り持つ縁から交流が始まり、94年11月に姉妹都市関係を締結。この間、サッカー少年団の相互交流などを進めてきた。今年で10周年を迎えることを記念し、10月から職員が半年間、双方の自治体で研修を受けることになった。
同町から派遣される福祉健康部介護課の須藤裕明副主幹は、初めての訪韓になる。「文字と言葉が違うくらいで、外国という印象はない。言葉を学び、多くの人に接したい」と話した。忠州市からはすでに東京・武蔵野市役所に派遣されている安忠煥さんが10月に移ってくる段取りだ。同町は95年3月に地方参政権の意見書を採択した。
(2004.8.18 民団新聞)
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