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<布帳馬車>あなたはチョコ派? 祭祀派?
 2月14日は「バレンタインデー」。今年は旧正月(陰暦1月1日)と日曜日が重なるため、チョコ販売と正月商戦のいずれがまさるのか、興味をそそられる。チョコ販売が日本での影響はさほどでもないだろうが、韓国では例年のような盛り上がりは見られそうもないと、関係者は今からあきらめの様子。ソウルの大手百貨店では14、15日と連休で休業するというから、旧正月にバレンタインデーがかすんだ感じだ。

 それを立証するデータも出ている。韓国では、チョコに代わって祭祀用供え物の売れ行きが増えている、との調査があった。西洋のイベントが伝統行事にかなわないことを示す、最近では数少ない例なのかも知れない。祭祀派の筆者にとっては喜ばしい。

 15、6年ほど前、たまたま香港で旧暦の年末を迎えたことがあった。海岸沿いを歩いていると、船着場に若い女性たちが長い列をなしているのが見えた。何事かと尋ねると、彼女たちは東南アジアからの出稼ぎ者で、正月休みを利用して帰省するところだという。旧正月はアジア全体で祝う行事なのだと、独りで感心したことを思い出した。それ以来、旧正月へのこだわりを深めていった。

 アジアの中で日本だけが唯一「新正月」の国で、旧正月のイベントはほとんど見られない。旧正月を迎えるたびに、日本だけがカヤの外に置かれているような気がしてならない。

 旧正月にわが家で行う祭祀は、祖先を敬うと同時に、家族同士が集い、伝統行事を意識しうる貴重な「儀式」の場となる。さらには、「自分もアジアの一員だ」と、連帯意識を感じることができるのだ。(Q)

(2010.2.10 民団新聞)
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