朴槿恵大統領は4日、フランスのフランソワ・オランド大統領と青瓦台で会談し、政治・安保分野における対話強化など11分野で両国間の協力策を盛り込んだ「21世紀包括的パートナー関係強化のための行動計画」を採択した。 両国が今後協力を強化する先端分野は、デジタルヘルスケアを含む生命・保健科学、革新的な交通手段、ナノ技術、新素材、製薬、シルバー経済、情報通信技術(ICT)など。人工衛星の共同研究など、航空・宇宙産業分野でも、両国の関連機関の交流と協力を強化する。 両首脳は、高等教育の学力および学位を認証し、留学生の交流を促すことでも合意した。フランスの場合、自国の修学能力試験(大学入試試験)で2017年から第2外国語の選択科目に韓国語を含めることにした。 また、両国関係、地域・国際的懸案への対応での協力を強化するため、外交・国防分野で高官級協議会を活性化する。オランド大統領は、韓国政府が掲げる韓半島信頼プロセス、平和統一構想、ユーラシア・イニシアチブに対し支持を表明した。 (2015.11.11 民団) |