ソウル家庭裁判所は6月22日、韓国に亡命した脱北者が北韓に残してきた配偶者と離婚して、韓国で再婚することを認める判決を初めて出した。脱北者13人から出されていた北韓の配偶者との離婚請求を受け入れたもの。今年1月に「北韓離脱住民の保護および定着支援に関する法律」が改正され、脱北者が北韓の配偶者に対して離婚を請求すれば、北韓にいる配偶者の所在地がわからない場合、関連の書類を裁判所の掲示板や新聞に掲示し、2カ月後に相手に渡されたとみなすことになった。4月末現在、脱北者による離婚訴訟は429件にのぼるという。
(2007.7.4 民団新聞) |
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